SCT創術カイロプラクティック
私が柔道整復師になり、施術家としてやっていく中で、H13年の4月にSCT創術カイロプラクティックに出会いました。以前は指圧を中心とした施術を行っていました。時代と共に変わりゆく病気と同じで、人間の体も変化していて、そこに現われる「痛み」や「不調」の原因も変わっているのです。それに対応できる技術がSCT創術カイロプラクティックなのです。ひと昔前までは、指圧、バキバキッやボキボキッといった従来の整体やカイロプラクティックの「構造的(筋骨格系)」な見方からのテクニックが主流でしたが、人間の体(体質)の変化によっておこるたくさんの疾病に対し対応できにくくなっています。「構造的(筋骨格系)」のテクニックでは限界があり、近年ではそのテクニックを使う治療家が減ってきているのも事実であります。SCT創術カイロプラクティックではその患者さんの体に負担やリスクの伴わない治療法が確立されていて、治療の最も理想型である《トリプルS》(シンプル=簡潔な理論、スピーディー=治療の短時間化、セイフティー=安全な治療)そして、そのSCTテクニックを用いて診断する事により、より患者さんの体質や本質を理解する事ができ、病の方向性が見出され施術を行う事ができるのです。よって、根治治療に繋がってくるのです。
「構造的(筋骨格系)」な要素以外に
その原因となる発生要素とは…
①外傷
②過度の不良姿勢、スポーツなどの偏った筋や関節への負荷
③食事の過ち
④精神的ストレス
⑤環境的ストレス(温度・湿度・音等)
⑥歯科領域障害、咬合不正
⑦手術等による部分的な切除
⑧感覚器官の障害(目・耳・鼻等)
にわけられるのです。そして、その発生要素を大きく分け疾病の要因 となる『生命体の三要素』としてまとめたのが・・・・・・
1.重力系異常 ・・・筋骨格系の重力に対するバランスの変化
内臓の位置的変化(例:内臓下垂、脱腸等)
2.熱力学系異常・・・・内臓熱による内圧(胸腔・腹腔)の変化
内臓自体の問題
3.情報系異常 ・・・‥高次元系異常・エネルギー主導型
精神・意識・エネルギー・気・波動
身体の構造的な体型分類
(骨格の歪みの方向性)とは…
TypeⅠ・・・・・ 重心移動が側方(左右)への歪み
TypeⅡ・・・・・ 重心移動が前後への歪み
TypeⅢ・・・・・ 重心軸に対して回転による歪み
以上のように、原因となる三つの要素と歪みの方向性を
三つのタイプに分類する事により、患者さんの「痛み」や
「不調」が何に影響され どんな歪みをもってしまたのかが、
正しい診断ができ、正しい施術、正しいアドバイス
が可能になるのです。
「体の痛み」「体の不調」の原因は・・・
この治療業界で、原因についてたくさんの解釈が言われてきました。例えば、「骨盤や背骨などの骨格の歪み」 「筋肉の疲労(硬さ)の問題」 「精神的な問題(ストレス等)」 「内臓からの問題」 「冷えからの問題」「自律神経の問題」など色々挙げられます。では、「本当はどれが正しいの?」とお思いでしょう。正解は・・・全部、正しいのです!一概にどれは違うとは言えず、人それぞれさまざまな要因があってそれが引き金になり症状、いわゆる痛みや不調となって表れるのです。 そしてその要因によって、筋骨格系・・言い換えれば「構造的な歪み」となって現われるのです。
その人の根本的な体質や本質を見つけ、それによっておこる骨格の歪みや、筋肉の緊張・硬結・ゆるみを理解し診断して、そのタイプにあったアプローチ(施術)をすることにより、その患者さんの「痛み」や「不調」を改善できるのです。ちなみに毎年同じ時期にぎっくり腰になるのも、そこには筋骨格系(構造的)だけの問題以外に体質的な原因が隠されているのです。
なぜ、何カ月も治療しているのになかなか
完治できていなのでしょか?
長期にわたり、整形外科、整骨院、整体院などで治療しているが、なかなか完治まで至らない・・っと言うケースが多々少なくはありません。なぜ?何ででしょうか?
それは、その人それぞれの弱い体質や本質に対し
アプローチしていないからです。
だから例えて言うと、二人の患者さんがいて、同じ作業をして同じ右肩の所が痛かったとしても、その根本的な原因(体質や本質)が違えばアプローチ(施術)は違うのです。
もう一つ例えると、一人の患者さんが右腕ばかり使うのに、左肩が痛くなるのも、その弱い体質や本質があり、筋骨格系的に負荷をかけても、必ず同じ側に症状となって現われるとは決まってないのです。
さらにもう一つ例えると、寝違えの患者さんで、昼を過ぎてもなかなか痛みが緩和されない場合は、前日に油っこい物や消化の悪い物、早食いしたり など、内臓に負担をかけて起こすケースが多いのです。
そこを追求し導き出すのに基本になっているのが、10年間にわたり勉強している 『SCT創術カイロプラクティック』なのです。そのテクニックにより「構造的な問題」はもちろんの事、「内臓的な問題」 「精神的な問題(ストレス等)」 「冷え(血流=瘀血)の問題」 「むくみ(水の流れ=水毒=湿)の問題」などの要因を骨盤や背骨の歪み、筋肉の緊張、弛緩などにより理解でき、あとはそれぞれの反応に対し施術(SCTテクニック)を行い「痛み」や「不調」を改善へと導いていきます。
再発しないような不良な姿勢や
日常生活でのアドバイス
当院では、患者さんの体質や本質、筋肉や骨格の歪みの方向性を理解できます。それにより今後、「痛み」や「不調」が再発しないよう、それぞれの患者さんの体質や歪みに合った方法やアドバイス、指導が可能になるのです。
日常生活における姿勢や注意とする事の指導 ・・・
(例) 腰痛の時の車での座り方、就寝時での姿勢など
体操や運動の行い方の指導 ・・・
(例) 肩こり・腰痛予防体操、ウォーキング方法など
食事の影響についての指導 ・・・
(例) 胃腸障害に対する、コーヒーの飲用の制限など